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第2章 インスタンスの起動とデータベースの作成 > 2.1 インスタンスの起動と停止 > 2.1.2 サーバコマンドを使用する場合
initdb
インスタンスの起動
pg_ctlコマンドを使用して、インスタンスを起動します。
pg_ctlコマンドには、以下を指定します。
モードは、startを指定します。
-Dオプションは、データ格納先のディレクトリを指定します。-Dオプションを省略した場合、PGDATA環境変数の値が使用されます。
-wオプションを指定することを推奨します。これにより、インスタンスの起動の完了を待ってからコマンドが復帰します。-wオプションを指定しない場合、インスタンスの起動が正常に完了したのか、失敗したのかが分からない場合があります。
以下の場合に“FATAL:データベースシステムは起動しています(11189)”のメッセージが出力されることがあります。
インスタンスの起動途中にアプリケーションやコマンド、またはプロセスがデータベースに接続した場合
-wオプションを指定してインスタンスを起動した場合
これは、pg_ctlコマンドがインスタンスのプロセスが起動を完了したかどうかを確認するために出力しています。
そのため、他にデータベースに接続するアプリケーションやコマンド、プロセスが存在していない場合は、このメッセージを無視してください。
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