イギリスでは、ガス事業や水道事業と同じ競争条件、
同等の敷設コストを電気事業にも課すため、
電線を地下に埋めさせました。ガス管や水道管を
空中に通すわけにはいかないので、電気事業との不公平感を取り除く
という政策的な狙いです。
被覆のない裸電線が多かったアメリカでは、
感電事故が多く発生したので、無電柱化は
事故防止の要請から行われました。
欧米では、地上に露出した電柱や電線が「公害」と
認識されているので、無電柱化のために要する費用は、
電力会社や電信電話会社が負担します。
水俣病公害のチッソと同じです。