ソフトウェア開発での問題点のひとつは
すぐ乱雑になってしまうことである。
簡単な設計と思えるものでさえ
すぐめちゃくちゃになってしまう
明確でしっかりした構造化技法を使用しない限り
まちがいは容易に発生する
プログラムが大きくなると
自分で作ったコードでさえ
理解するのがむつかしいことがある
自分自身のコードでさえ難しいものだから
他の誰かがつくったコードを理解しようとするときは
事態はもっと悪くなる
システムの保守は高価でエラーが発生しやすい
その原因は難しさにある
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以上は、
構造化プログラム設計・行動ダイヤグラム
J.マーチン C.マックルーア著
近代科学社
の冒頭の引用です。