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ひとつの取引先で全売り上げの9割超

  …といえば
という状況を5年たっても改善できないのが問題でした。
資本関係のない会社にどっぷりと依存した体質に
もっともっと危機感を持つべきでした。
地元の仕事は単価が安くてペイできないというけれど
それでも取引先を拡大して安くても案件を取り続けてゆく
ことが大切でした。

受託開発となると、スポットで案件を受け
あてにならない見積もりを立てて
納期に追われながら疲弊してゆき
予定工数をオーバーして利益が出ず赤字になり...

そもそも信頼しうる裏づけのある見積もりが
出来づらいところに問題があると思います。
見積もりをするときに過去に経験、実績のない項目が
いつも少なからず存在して、そのために想像で
「このくらいの期間、調査、勉強すればできるんじゃないか?」
とか、納期をベースに
「これだけの期間しかないのだからそれ以上の工数はとれない」
といった とにかくがんばってみる という
見積もり、契約が生まれてしまいます。

そもそも、受託開発という仕事に夢はあるのでしょうか?
理想をいえば、一度つくりあげた商品が一人歩きして
収益を上げ続けてくれるような商品開発ができると
よいのですが...

そのための勉強期間として受託開発を行う
余力が出来たら商品開発をしたい
というのがよく聞く方針ですが
受託から自社商品開発に移行するのは難しいことです。
受託で疲弊して利益の蓄積ができず
商品開発をするような時間の余裕も気力も
残らない状況では結局、
「とにかくがんばる受託開発」
を一生 つづけていくことになるのかもしれません。

受託で経験をつんで、見積もりの精度を上げて
将来は確実に利益の出る受託開発をしたい
ものですが、この業界は次々と新しい開発環境が生まれ
過去の経験だけでは未来の仕事をこなすことが
出来ません。

常に未経験の分野に「いちかばちか」で
挑戦し続けることになります。

もっと普通に仕事して、利益の出る体質になることは
可能なものなのでしょうか?

どうすれば間違いのない見積もりが立てられるのでしょうか?
もっと経験を蓄積すれば失敗しなくなるものでしょうか?

時間にも予算にも ゆとりが欲しいものですね
わらし 2003/02/17(mon)06:56

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